関節症センター 医師紹介
浅山医師は日本整形外科学会の整形外科専門医・認定スポーツ医の資格を持つ、人工関節置換術のスペシャリストです。
担当医師のご紹介
DOCTER PROFILE
浅山 勲 医師 - Isao Asayama -
役職 | 副院長、関節症センター長 |
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所属診療科 | 整形外科 |
専門診療科 | 人工関節(膝・股関節・肩関節) |
出身大学 | 福岡大学 |
資格 | 日本整形外科学会整形外科専門医 日本整形外科学会認定スポーツ医 日本人工関節学会認定医 |
趣味・特技 | サッカー |
- 人工股関節全置換術・人工膝関節全置換術、合わせて年間100件以上の実績
- 2002年:第4回欧米加日整形外科基礎学術集会・新人賞受賞
- 2004年:ジョージア大学(人間健康科学部・バイオメカニクス研究室)アセンズ整形外科
St.マリー病院・人工関節センター留学
Dr.OM.Mahoney教授指導のもと800件の人工関節手術を経験
読売新聞社発行の「病院の実力 2021」に、浅山医師が紹介されました
当院では、2020年2月に手術支援ロボット『Mako (メイコー)』を導入いたしました。人工膝関節置換術・人工股関節置換術において、先進技術を活用し、的確で精度の高い手術を行っております。
読売新聞に浅山医師の紹介記事が掲載されました
2020年6月24日(水)の読売新聞で【股関節の病気】について特集され、当院の関節症センター長である浅山勲医師(整形外科専門医)の紹介記事が掲載されました。
股関節疾患の専門病院でありながら、かかりつけ医の役割も兼ねていることや、適切なリハビリと定期的な診察の重要性について掲載されています。
浅山医師の診療や患者様への想い
人と人、同じ医療の道を歩む者に国境はなしMahoney先生との出会いがあって、今の自分があります
私は、福岡大学医学部大学院を卒業後、さらなる自己研鑽を図るため、アメリカ・ジョージア大学へ医学留学いたしました。そのきっかけとなったのは、院生時代、学会講演のために来日されていた世界的に著名な医師、Ormonde
M.Mahoney先生に出逢い、私が取り組んでいた研究について意見交換させていただいた際に強く感銘を受けたことにあります。
その後、大学の教授より他の有力な留学先を推薦いただいておりましたが、私は、どうしてもMahoney先生に師事するために、留学先として自らジョージア大学を強く希望しました。
留学中、アセンズ整形外科、St.マリー病院・人工関節センターの最先端の医療研究を行う環境下で、Dr.OM.Mahoney教授指導の元、800件の人工関節手術を経験させていただきました。
Mahoney先生から直接指導・教授いただいた技術は、現在、私が行う独自の手術方法の礎となっております。
また、技術のみならず、患者様に寄り添い愛され、整形外科医としての専門分野を極めて成長し続けるという医師人生の素晴らしさを教えていただき、人生のなかでも実りあるかけがえのない経験となりました。
2017年5月に来日され、ご訪問いただきました。
患者様の「良くなりたい」「自分のことが自分でできるようになりたい」という意識を大事に根気強く向き合います
私の好きな言葉は「Patience ペイシャンス」根気です。そして、患者様のことは「Patient ペイシェント」といいます。形容詞としては我慢強いという意味で使われ、語源であるラテン語でも「苦しみに耐える、我慢する」という意味があります。
人は、ケガや病気をすると、年代にかかわらず誰しもメンタル的に弱くなってしまいます。
しかし、関節の疾患は、ある日突然良くなるものではありません。目の前の「今できること」に向き合い、一歩一歩前に進んでいくしかありません。
患者様自身が「良くなりたい」「自分のことが自分でできるようになりたい」という意識をもって治療やリハビリに臨まれる方は、そうでない患者様に比べて、同じ治療を行っても明らかに良い結果をもたらします。
私も根気強く最善の治療を行うために、患者様一人ひとりに向き合います。そして患者様も根気強く治療に向き合っていただきたいと願っております。
病院として、目先のことではなく、長い目で患者様の将来に責任をもつために
ある患者様に「先生はあと何年医者を続けるのか、自分の症状にずっと責任持ってくれるのか」と質問を受けたことがあります(笑)
整形外科が携わる病気は命に関わる病気ではありませんので、我々病院側としても一生付き合っていく姿勢が大切になってきます。「患者様のために病院として責任を持つ」、そのためにも後継者の育成は個人としても病院としても最重要課題として捉えています。
医師のみならず、看護士、リハビリスタッフを始め、すべての病院スタッフが一丸となって、「患者様の人生に寄り添える病院」を目指していきたいと思っています。
サッカーを通して子供たちにケガをしない体づくりの大切さを伝える
病院には、当然ながらケガをした子供たちがやってきます。しかし、本当はケガをしない環境を作ってあげることが大切なんだと思います。
「予防」という観点からも、自分自身の学生時代のサッカーの経験を生かして、初心者向けのキッズサッカー教室をはじめ、八女市の選抜チームのコーチ、アルゼンチンサッカースクールの開催などに携わっています。
この活動には、理事長の地域に密着した活動に対する理解や、サポートスタッフの熱い想いがベースとなっています。この地域が、スポーツを通してケガをしにくい体づくりを身につけた元気な子供たちの笑顔でいっぱいになって欲しいと願っています。