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川﨑病院

医療法人社団 慶仁会 川﨑病院

ペインクリニック

ペインクリニックでは、椎間板ヘルニア・腰痛・帯状疱疹など、痛みに対する治療を行っております。

ペインクリニックについて

PAIN CLINIC

患者様の安心と安全を第一に、年間1200例以上の手術症例に対応しています。整形外科・脳外科・形成外科の医師との連携を密に図り、安心・安全な手術に努めております。

手術に対してほとんどの方が不安感、恐怖感を抱かれると思います。手術室に入られる時から手術終了までほとんど記憶がなく痛みも感じない、そういった麻酔を理想と考え日々努力しております。

また、当科外来ではペインクリニックとして専門外来を開設しています。

すべての痛みに対して診断・治療を行う専門外来

ペインクリニックって、どんなところ?

ペイン(pain)=痛み

クリニック(clinic)=診療所

ペインクリニック痛みの診療所

痛みの悪循環を断ち切ることで免疫力を高め、体と心の健康をとりもどしていただきたい

私たちは「痛み」を感じることで、身体に何らかの異常や異変が生じていることに気づきます。「痛み」とは、人に警戒心を持たせることで、いろいろな危険から生命を守るために本能的に備わっている危険信号の役割を持っています。もし、痛みを感じなければ、骨折や脱臼、やけどなどをしてもなんとも思わなかったり、病気の発見が遅れて重症になることもあります。

「痛み」は、体温、呼吸、脈拍(心拍)、血圧と並んで、私たちが生きていることを示す“サイン”(バイタルサイン)ともいわれ、私たちの身体や命を守る、生命活動に欠かせない役割を持っているのです。

しかし、危険信号としての役目を終えた痛みが、いろいろな理由で体に長く存在すると、より強い痛みや新たな感じ方の痛みが加わり、原因がわからない痛みとして大きなストレスになり、免疫低下の原因となったり、不眠やうつ病など、ほかの病気を引き起こすきっかけにもなります。このような場合は「痛み」そのものが“病気”であり、治療が必要です。

「痛みを取る」ことは、病気そのものがなくなったわけではないと、一時しのぎの“ごまかし”と思われがちですが、そうではありません。痛んでいる神経や神経の近くに痛み止めのお薬を打つことは、痛んだ神経を治療すると同時に、周囲の血流を良くし、自ら治す治癒力を促進させるものなのです。

痛みがあると患者様の生活の質が著しく損なわれます。痛みは我慢していても治りません。当院は、地域の皆様に「痛み治療をより身近に」感じていただけるように、これまで培った経験を活かし、患者様に寄り添っていきたいと思っております。
まずは、どのような痛みでも気軽にご相談ください。

ペインクリニックのスタッフ
川崎 裕司理事長

どのような手順で行われるのですか?

まずは血圧を測定します。次に、それぞれの治療法に応じた姿勢をとっていただきます。治療には協力が必要不可欠で、患者様の姿勢が非常に重要となりますので、ご協力をお願いいたします。

姿勢がとれましたら、最初に針を刺す部分を消毒液でよく消毒します。その後、針を刺す痛みを感じにくくするために、局所麻酔薬を皮膚に注射します。局所麻酔薬を注入する際に、多少痛みが出ることもあります。もし痛みを感じても、できるだけ体は動かさずに口でおっしゃってください。

局所麻酔薬の注入が終われば、針を抜いて、針を刺した場所を消毒液で消毒し、絆創膏を貼って終わりです。

どれくらいの時間がかかるのですか?

神経ブロックの注射自体は、数分で済みます。しかし、血圧低下や手足の脱力などの合併症が出ないかどうかを観察するため、30分から1時間はベッドの上で横になって休んでいただきます。

注射後、数分ごとに血圧を測ります。もし、異常を感じたらその場ですぐ看護師に伝えてください。
30分から1時間横になって休んだ後、起き上がった時に、ふらつきや手足の脱力などが出ることがあります。無理に起き上がらずに、すぐ近くにいる医師や看護師にお知らせください。

注意事項などありますか?

硬膜外ブロックでは、太い針を刺していますので、その穴から細菌が侵入し、化膿する恐れがあります。このため、硬膜外ブロックを受けた当日は入浴しないでください。翌日からはかまいません。(※シャワーの許可が出る場合もあります。)

翌日以降、注射の針を刺したところがひどく痛む場合や、背中や腰に強い痛みが出た場合、または熱が出た場合には、当院まで至急連絡していただくか、受診していただきますようお願いいたします。なお、前にあった症状がどれくらい良くなったか、何日くらい効いていたかをよく覚えておいていただき、次回受診時に担当医にお知らせください。

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