手外科センター 医師紹介
仲摩医師は、日本整形外科学会・日本手外科学会の専門医で、手の疾患のスペシャリストです。
担当医師のご紹介
DOCTER PROFILE
仲摩 憲次郎 医師 - Keijiro Nakama -
役職 | 手外科センター センター長 |
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所属診療科 | 整形外科 |
専門診療科 | 手外科 |
出身大学 | 久留米大学 |
資格 | 日本整形外科学会 整形外科専門医 日本手外科学会 手外科専門医 |
仲摩医師の診療や患者様への想い
患者様に最善の治療をご提供するために
手は人間にとって特別な器官です。とても鋭敏な感覚を持ち繊細な作業が可能であり、第2の脳と呼ばれています。ほとんどの動作に手が関与しているため、手の障害は日常生活に大きな影響を与えます。当院では、的確な診断を行い、治療、手術を含めて保存治療をすることにより、低侵襲の治療を目指しております。
できる限り患者様の負担の少ない診断と治療を選択できるように努めており、関節鏡を用いた手術により傷跡も目立ちにくく早期に回復できるよう心がけております。
患者様が心身共に質の高い生活を送れることを一番大切に考え、最善の治療法をご提案しております。
専門性の高いハンドセラピストとの連携
当センターでは専門的な研修・実績のあるリハビリスタッフがハンドセラピストとして配属されており、その技術は周囲の施設からも高い評判をいただいています。彼らは、私と同様に手外科疾患の治療に高い関心を持ち、患者様の治療に信念を持ったメンバーです。そのようなスタッフたちと連携し、日々最善の治療を行えるよう努力して参ります。
手術後は拘縮が発生しないようにセラピストと連携を取りながらリハビリを行います。
骨折などの場合、一定期間は手を使わないことが必要になりますが、必要以上に安静にすることで関節が固まってしまうことがないように継続的に専門的なリハビリを行っております。
また、毎週カンファレンスを行い全症例について術後の経過・治療計画をセラピストと共有しています。入院中の治療だけではなく、退院後も通院可能な方に対して専門外来としてリハビリを行っています。
手外科専門医だからこそできる治療があります
患者様の中には、すでにいろんな病院を経て、治らないと言われたなど、なかなか治らずに藁にもすがる思いで当センターへいらっしゃる方もいます。専門医の経験と知識により行える診断と治療がありますので、決して諦めずご来院ください。
「手の外科」ってどんなことを専門に診てもらえる科なの?患者様に安心して受診していただくために大切なこと
例えば、手の痺れが出てきた時に皆様は何科に行かれるでしょうか?
まずは真っ先に脳梗塞などを考える方もいるでしょう。脳外科を受診して頭部のMRIを撮られるかもしれません。また、頚椎の変形所見が疑われる場合は、頚椎MRIを撮られるかもしれません。しかし、手の痺れは手根管症候群による手首の神経圧迫が原因となっていることもあります。頭部や頚部など全身的な評価をしながら確定診断を行い、手外科専門医として最適な治療を行います。