脊髄外科の最新治療について
当院では、体への負担が小さく有効性の高い最新のO-armイメージングシステムによる治療を導入しております。
脊髄外科の最新治療:O-armイメージングシステム
O-ARM IMAGING SYSTEM
脳神経外科の手術のうち脊椎・脊髄手術が手術全体のなんと60-70%を占めるほどです。人間は脳から全身に信号を送る際、神経の束である脊髄を介するため、脳神経外科で扱う疾患の中に脊椎・脊髄疾患に関わるものが多くあります。
O-armイメージングシステムとは
O-armイメージングシステムとは、手術中に撮影可能な画像システムです。高精細な透視画像と3D画像により、これまでは確認しにくかった箇所を手術中に映し出すことが出来ます。


特徴
3D画像によりリアルタイムにモニタリングできるため、スクリュー挿入等の手技が正確に行えるため、安全な脊髄手術が可能となります。従来の手術ではリスクが大きかった症例でも正確性は向上し、安全に手術を行うことが可能となりました。低侵襲(体への負担が最小限であること)な手術が可能となるため、術後の離床がスムーズとなり、早期にリハビリを開始することで入院期間の短縮が期待できます。
